【AngularJS 】ng-appを説明する

概念
使用例
注意点

概念

ng-appはAngularJSにおける重要なディレクティブであり、アプリケーションのルート要素をマークします。これは、AngularJSアプリケーションの起点を定義し、AngularJSにどのDOM要素でアプリケーションを開始するかを示します。

ページが読み込まれると、AngularJSはng-appディレクティブが配置されているDOM要素とその子要素の範囲内を走査して、AngularJSアプリケーションをコンパイルします。アプリケーション全体のライフサイクル中、ng-appディレクティブは一度しか使用できず、これはAngularJSアプリケーションの起点を示します。

ng-appディレクティブの使用方法は非常にシンプルで、HTMLの要素に追加するだけです。通常、ng-appディレクティブは<html>または<body>タグに配置し、全体のドキュメントをAngularJSアプリケーションとして示します。複雑なアプリケーションでは、特定のDOM要素に配置して、局所的なAngularJSアプリケーションを定義することもあります。

使用例

以下はng-appディレクティブの基本的な使用例です：

<!DOCTYPE html>
<html ng-app="myApp">
<head>
  <title>My AngularJS App</title>
  <script src="path/to/angular.js"></script>
</head>
<body>
  <!-- Your application content goes here -->

  <script>
    var app = angular.module('myApp', []);
    // コントローラーやサービスなどのコンポーネントを定義する
  </script>
</body>
</html>

上記の例では、<html>タグにng-app="myApp"を使用しており、myAppという名前のAngularJSアプリケーションを示しています。JavaScriptの部分では、myAppという名前のAngularJSモジュールを作成し、そのモジュール内でコントローラーやサービスなどのコンポーネントを定義および登録できます。