MySQLでは、NULL値を扱うためのいくつかの関数や演算子が提供されています。
- IS NULL演算子
- IS NOT NULL演算子
- IFNULL関数
- COALESCE関数
順番に説明します。
IS NULL演算子
IS NULL演算子は、指定された式がNULL値であるかどうかを判断するために使用されます。
例えば、以下のクエリは、”column_name”がNULLである行を返します。
SELECT * FROM table_name WHERE column_name IS NULL;
IS NOT NULL演算子
IS NOT NULL演算子は、指定された式がNULL値でないかどうかを判断するために使用されます。
例えば、以下のクエリは、”column_name”がNULLでない行を返します。
SELECT * FROM table_name WHERE column_name IS NOT NULL;
IFNULL関数
IFNULL関数は、指定された式がNULL値である場合に、代替の値を返すために使用されます。
例えば、以下のクエリは、”column_name”がNULLの場合には”alternate_value”を返し、NULLでない場合には”column_name”の値を返します。
SELECT IFNULL(column_name, 'alternate_value') FROM table_name;
COALESCE関数
COALESCE関数は、複数の式を評価し、NULL以外の最初の値を返すために使用されます。
例えば、以下のクエリは、”column_name1″がNULLでない場合には”column_name1″の値を、そうでない場合には”column_name2″の値を返します。
SELECT COALESCE(column_name1, column_name2) FROM table_name;
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