説明

Vue.jsにおけるディレクティブは、HTML要素に対して特定の動作を指示するために使用されます。

今回は、v-htmlディレクティブを説明します。

Vue.jsでv-htmlディレクティブは、HTMLコードを動的に要素に挿入するための指令です。この指令を使用すると、HTMLタグを含む文字列をテンプレートの一部としてレンダリングすることができます。

例

以下にv-htmlディレクティブを使用した簡単なサンプルコードを示します：

<template>
  <div>
    <h2>v-htmlディレクティブのサンプル</h2>
    <div v-html="htmlContent"></div>
  </div>
</template>

<script>
export default {
  data() {
    return {
      htmlContent: '<p>これは <strong>太字</strong> の段落です。</p>'
    };
  }
};
</script>

上記のコードでは、Vueコンポーネントを定義し、dataプロパティでhtmlContent変数を宣言しています。htmlContent変数にはHTMLタグを含む文字列が格納されています。

そして、v-htmlディレクティブを使用してhtmlContent変数の値を動的に<div>要素に挿入しています。コンポーネントがレンダリングされると、v-htmlはHTMLコードを実際のHTML要素として解析し、ブラウザに表示します。